南房総・鴨川市小湊温泉の旅館 満ちてくる心の宿 吉夢葉月によせて・・・。

吉夢通信満ちてくる心の宿 吉夢の日常を
スタッフがお届け

イメージ:吉夢通信

2024.08.25女将通信

葉月によせて・・・。

残暑お見舞い申し上げます。
八月も、数えるばかりとなりました。
お子さま方は、残っている宿題に追われ、
私は、女将通信に追われる時期となりました。
 

2024の夏も多くのお客様にお越しいただき、
連夜の花火、誕生寺さんの三千本の竹灯籠による「日蓮のあかり」、
また、館内では、お子さま広場と言う名の、
大人様も、楽しんで頂けた様で、
それはそれで、何よりの事と存じます。

小湊の夏の風物詩となりました、灯篭流し(海施餓鬼会)の由来は、
280年前、元禄16年11月22日房総一円を襲った大地震で亡くなられた方々を、供養する為、
当時の誕生寺の26世貫主日孝上人が、発願し、戦前まで追善供養が営まれました。
戦後は、太平洋戦争における戦没者の慰霊も併せ、妙の浦で、海施餓鬼流灯会を行うようになり、
現在では、先祖供養、不慮の水難や事故にあわれ亡くなられた方々へ追善供養の灯篭を流し、
その御霊の安らかならんことを祈る、行事となりました。
こちらへお越しの際は、鯛の浦の遊覧船と共に、
日蓮大聖人ご生誕由縁の誕生寺さんへも、
お詣り頂けましたら有り難い事と存じます。

毎日、チェックアウトの際、頂きますお客様からのアンケート用紙、
集まってまいりますと1週間で、驚く程の数となります。
朝の朝礼で、毎日頂いたばかりのアンケートを、
先ずはフロントさんが読み上げ、皆で、共通認識を致します。
その後、社長から私へ、その後総支配人から部長へと、
順々に回覧されてまいります。
お客様からのお声は、私共旅館業の要と、
お褒めの言葉や残念に思われたり、お叱りの言葉等々、
全て向上させて頂く良き機会と、前向きに捉え、
休息やお楽しみにお越し下さりながらも、
その大事なお時間を割いて、お書き頂く、お客様の生のお声、
それが、現在のおもてなしに繋がる原点になっていると、
私はいつも、読みながら感謝し、
また、至らなかった所の、反省をしております。

お盆の時期には台風接近と、はやくから言われましたが、
お陰様で被害無く、
来週には非常に強い台風10号の上陸⁇と言われており、
心配される所でございますが、
それでも、いつも自然の優しさ厳しさに抱かれ、
今日も生かされ、許され大きな感謝!!

8月は、「熱中症で、倒れてなるものか」と、水分補給の名の元、
老齢の身体を労わる事も忘れて、随分酷使してしまいました。
少しづつ、また普段の体制に戻りながらも、
9月も気を緩めず、やってまいります。
来月初めには、吉夢恒例夏仕舞い・・・、
総支配人から、賞品の催促を受けまして、毎回社員さんに好評な品(勝手に思っているだけ)
早速ネットで注文し、本当に便利な時代となりました。
これからも、社員さんの働き易さに、足りないながらも心を砕いて行きたいと願うこの頃、
先ずは、ボリュームがあって美味しいに焦点を当てた、
来週の賄い弁当を考えることに致します。

 

MENU

アクセス

TEL