2024.11.24女将通信
霜月によせて・・・。
あっという間に、館内はすっかりクリスマス仕様となりました。
お越し下さるお客様に、クリスマス気分を味わって頂けたらと、
吉夢通信でも、お伝え致しましたが、
若女将筆頭に、スタッフ皆で、仲良く飾り付けして下さいました。
今年はお正月から、能登半島は、大きな地震被害から始まり、
秋には台風による豪雨被害と、追い打ちをかけるように、
続けざまの災害には、心が痛みました。
これから寒さ一層厳しくなる時期を迎え、
ひと様の命を預かるこのお商売、到底他人事とは思えません。
どうかどなた様も、温かな年の瀬をお迎え下さいますよう、
心から祈るばかりでございます。
2008年12月より、再度配信が始まりました吉夢通信、
S女史、傷を負った今でも、頑張って下さっており、
女将通信も、拙い文章ながら何とか毎月1回の発信を、
数えましたら16年間続けて来られまして、我ながら、驚ろいております。
これから、どれくらい続けられるかは分かりませんが、
何事に置いても、「出来ない理由を探さない」とは松下幸之助氏の言葉。
継続は力と今少し、お付き合い頂きたいと考えております。
パソコンにむかい、1ヶ月を思い起こしては、反省したり、
社員さんに感謝したり、私にとっても、見返る良い時間となり、
翌月への、原動力の糧となっていると、思っております。
カレンダーも、残り1枚となり、
何を置いても、1年健康で過ごせました事が、
私にとりまして、「無事是名馬」。
今日も、大いなるものに、生かされ許され、大きな感謝!!
お前はお前でちょうどよい
顔も体も名前も姓も、お前はそれでちょうどよい。
貧も食も親も子も息子の嫁もその孫も、
それはお前に丁度よい。
幸も不幸も喜びも、悲しみさえも丁度よい。
歩いたお前の人生は悪くもなければ良くもない。
お前にとって丁度よい。
地獄へ行こうと極楽へ行こうと行ったところが丁度よい。
うぬぼれる要もなく卑下する要もなく上もなければ下もない。
死ぬ月日さえも丁度よい。
仏様との二人連れの人生、丁度よくないはずがない・・・。
真宗大谷派坊守(ご住職の奥様) 藤場 美津路作
遥か昔、嫁に入り、自分にとって苦しい・悲しいと思える事が起きると、
何故か浮かんだのが、この言葉でした。
誰恨む事無く、何恨む事無く、只無心に、明日を信じて、前向きに、
お陰様で、愚直にここまで歩んで来れました。