南房総・鴨川市小湊温泉の旅館 満ちてくる心の宿 吉夢葉月によせて・・・。

吉夢通信満ちてくる心の宿 吉夢の日常を
スタッフがお届け

イメージ:吉夢通信

2025.08.28女将通信

葉月によせて・・・。

どなた様も、残暑お見舞い申し上げます。
 

8月は月末を迎えても尚、連日溶けてしまいそうな猛暑日ですが、
皆様お加減如何でございましょうか。
意識してしまうと、余計暑さに振り回されてしまう気がしまして、
熱中症対策の、水分補給に努め、
毎朝、自分に渇と気合を入れ、
何とかここまで、辿り着けたとの思いでおります。
 

先日も、有意義な社内での会議を終えまして、色々な問題が上がりました。
そこで、フロント・調理部から、
最近、富に増えたお客様の「アレルギー」と「好き嫌い」云々がございまして、
線引きがあいまいになりやすく、
その問題は、今までにも随分ございました。
予約での、お客様との言った言わない・・、当日フロントでの、変更等々、
今までは調理場さんが、その殆どの部分で、柔軟に対応して下さり・・とは真綿でくるんだ、少々綺麗事の、言い回しとなりますが、
それによって、調理場の過重労働=現代にはそぐわない、働き方や食品ロス等々の問題が発生しております。

個人的な嗜好や習慣、また当日やお席に着いてからの他の物への交換等のお申し付けは、
調理場は勿論の事、客室係を含む現場の混乱、対応の難しさに、大きくつながっているのが、現状です。
当初、この問題を女将通信でとの、ためらいもございましたが、
お客様への対応は、当然ですが、
大切な社員さんも、私の守るべきもので、ございますので、
皆様にはご理解、ご容赦をお願いする次第でございます。
命に関わるアレルギーに関しては、出来うる限り従来通りさせて頂きますが、
苦手食材につきましては、ご希望に沿えない場合もございますと、
この場で、一言申し添えさせていただければと存じます。

ロビーで、海面に光の道が出来ていると、
総支配人に教えられ、
見ればきらきらと輝きながら、
波間をオレンジ色に染めている夕陽の道。
思いもしなかった息子と、
ある日同じ夕陽を眺め、
若い頃、数々の持ち上がる問題に奔走する、
至らぬ私を見守って下さり、気づけば、
この光に私は、何十年もの歳月を支えて頂き、
ここまで来れたと、何とも言えない、
有難い、熱い思いがこみ上げてまいります。
今日も、たゆまぬ大自然の中で、
小さき我は、生かされ許され大きな感謝!

来月で、またひとつ年齢を重ねますが、
私の道のりは、ただここまで、大きな何かに、
導かれて来たと言っても、
過言では無いとの思いでございます。
逢うべき方々との、大切なご縁も、導きによるものであると信じてまいりました。
16歳で初めて出会い、
この様に長い間人生を共にし、
同士とも呼べる間柄になるなんて、あの時、誰が分かっていたでしょう。
導かれるまま、私なりに、精一杯歩んでまいりましたら、この場所に居るという今。
明日の事等、誰も分からないなら、
若気の至りで沢山した後悔は、なるべくしたくないとの思いですし、
深い縁あって、一番傍に居る方とも、許される間は、一日いちにちを大切に、
気持ちよく過ごして行きたいと願う、今日この頃でございます。
 

MENU

アクセス

TEL