2025.11.27女将通信
霜月によせて・・・。
朝晩の冷え込みが増し、冷たい風に落葉が舞い、
めくるカレンダーも、1枚となり、
歳月人を待たず・・・、月日は光のように過ぎ去って行くものと、実感する毎日でございます。
その様な中、念願でした倉敷の大原美術館、島根の足立美術館、
出雲大社、安芸の宮島・厳島神社へと、行ってまいりました。
新聞で見かけまして申し込み、新婚旅行以来となりますでしょうか、
夫婦での団体バスツアー二泊三日の旅。
平日で高齢者対象の、良く考えられた旅で、一日2ヶ所と無理の無い観光設定で、
倉敷の街の散策、見事な紅葉も味わえ、
足立美術館の庭園の美しさも併せて堪能出来た、ワンダフルな旅でございました。
嫁に入りまして、働き者の義母がそうであったので、私はお休みを頂く事に、
大変罪悪感がございまして、365日お休み無しは、当たり前と捉えておりました。
時の流れで、今そんな事を申しましたら、時代錯誤も甚だしいと、
お叱りを受けると思いますが、あの時は、疑いもせず、
「今日は、労働基準局が来るから、あなたは、地下にいなさい」と言われ、
今では笑い話になりますよね。そんな時代でした。
現在は、総支配人の息子もおりますので、お休みを頂き旅を堪能して、帰って来られました。
宿もひとつは、ある有名なリゾートグループでしたが、
仕事柄、学ぶ所が多く、ここまで来ても、やはり生業が染み付いており、
その意味でも、大変勉強にもなった、山陰山陽の旅でした。
今月は、バスでお見えのグループ・団体のお客様も多く、
行灯の灯りが、宴会場の前の廊下を、明るく照らし、
久しぶりに、女将挨拶もさせて頂きました。
何度やっても、いつもドキドキです。
ロビーでの、「え~!女将72歳なんですか~!」の、ルームさんの言葉に煽てられ、
身体の動くうちは、何でもさせて頂きますよ~!の思いは、
以前より変わらず、これからも、「働いて、働いて、働いてまいります!!」
どこかで聞いたような・・・。(失礼しました。)
秋が深まり、オレンジ色に周囲を照らす夕陽も、
鮮やかにひかり輝き、山に落ちてまいります。
今日も、大自然の法則の中で、
小さき私は、生かされ許され、大きな感謝!!
我が家のレモンが、今年初めて結実しまして、
白い花が咲き、それから毎日、庭に出ては、
葉の裏まで幾つ出来たのか数えて、
日に々、実が大きくなり、緑から黄色になる様子に、
ワクワク感がとまりませんでした。
実のなるものは、本当に子どもの成長を見るようで、
楽しいものです。
先日も、猿の親子が庭に来て、
スダチや金柑を、たらふく食べて、山へ帰って行きました。
だいぶ大きくなりましたので、眺めて有り難がってばかりいないで、
こぼれ落ちる前に、近々収穫したいと、思っているこの頃です。





