2025.12.21女将通信
暮古月によせて・・・。
ジングルベルの鈴の音が、何処からか聞こえて来る季節となりました。
時の過ぎる速さは、加速度を増し、その速さについて行くのが、やっと々で、
年を重ねるとは、こう言う事なのかと、思い知らされるこの頃です。
それでも、仕事があればこそ、毎日緊張と刺激を受け、
館内を動き回り、老若男女、沢山の方々の声を聴くことが出来まして、
活力が沸き、有り難い事だと、今更ながらに感じております。
働く場としても、高校を出たばかりの子から、年配の方もいらして、
若い方々からは元気を頂き、人生経験の多い方々には、生きる知恵を､教えて頂いております。
私は皆の潤滑油の様に､時には黒子の様に､縦横無尽に、動き回れたら有難いと､願っております。
お客様には、この宿に決めて良かった…また皆を連れて､泊まりに来たいと､思って頂けるよう､スタッフと共に､日々研鑽を重ね､努め､
決して立ち位置はブレずに、しっかりやって行きたいと､強く願う所で御座います。
若い頃より､どんな時も、神仏は御照覧と､言い聞かせて生きて参りました。
足りない自分を､折々反省しながら、ここまで辿り着き、その心の迷いも全て､大いなるものは､御存知なのでしょう。
今年は、社長､私､先日生まれました内孫が巳年､
来年は総支配人が午年の年男。
大きないななきと共に､一筋道を真っ直ぐに、走り抜けて貰いたいと､祈る思いでございます。
今年沢山の方々から頂きました､大きな後押しやお支えに､深く頭を垂れ､
来たる年も、その思いに報いるべく､
一歩々歩みを止めずに、進んでまいりますので､
何卒変わらぬお導きを賜ります様､伏してお願い申し上げます。
冷たく澄み切った冬の夜空を見上げ、
小さき我は、今日も生かされ許され、大きな感謝！！
お正月の部所ごとの、連絡事項の確認に、業務連絡会議を開き、
毎年恒例になりました、料理長によりますロビーでのお餅つき、
こちらも恒例となりました、午後からは、３階での初釜と銘打ち、
お抹茶・お菓子を振る舞わせて頂きます。
海を眺めながら、一服如何でございましょうか。
目の前の、誕生寺さんでも、新春ご祈祷、また今年から何より、美味しい甘酒が復活、
冷えた身体に、染み渡り、気持ちの良い元旦をお迎え頂ける事と存じます。
馬年の来年も、Ｓ女史と共に、吉夢通信で、地域の・・館内のあんな事、こんな事、
発信してまいりますので、どうぞお立ち寄り頂けましたら有り難いです。
来たる年が、皆さまに取りまして、幸せ多い一年になりますよう。
遥か小湊より、深い祈りと感謝を込めて。
