南房総・鴨川市小湊温泉の旅館 満ちてくる心の宿 吉夢梅見月によせて・・・。

吉夢通信満ちてくる心の宿 吉夢の日常を
スタッフがお届け

イメージ:吉夢通信

2022.02.20女将通信

梅見月によせて・・・。

黄色の美しい菜の花の季節から、梅そして桜と、

季節は廻り・・・歳月人を待たずと言われますが、

私の最近の口癖も、「時の経つのの何と速いこと」となるでしょうか。

「えっ!!もう一週間経つ?えっ!もう月末?」と、気が付くと1人で言っております。

速いこと速いこと、高速どころではなく、超が2つも3つも付いてしまいます。

コロナ感染拡大と言われて、もう3年目に突入し、

私達の生活様式も、随分と変わらざるを得ない状態となり、

社長と数日前3回目の接種を受けてまいりましたが、

これで一安心?いえいえ、これからも、感染対策は尚一層しっかりと、

それがこの、先の見えないコロナの恐ろしさとでも言いましょうか。

その様な中ですが、毎日社員さんも皆、元気々で、

お客様に対応して下さってます。

おもてなし=接客・お料理・お風呂が吉夢の三本柱。

社内アンケートでお褒め頂きますのも、殆どがこちらに関連することでして、

お客様は沢山の事を、一枚のアンケートを通して私どもに、教えて下さいます。

日頃、見過ごしてしまっている館内のお気づきの様々な点を、お知らせ下さいますので、

接客業にはアンケートは不可欠と昔から話していた、社長のこだわりは、お客様を第一に考え、

その時々のニーズに応え、必要あれば拘り無く柔軟に、変える勇気を併せ持ち続ける事こそ、

旅館業の宿業としての責務だと、私も納得する所でございます。

今年も、館内エレベーター前に、お雛様が登場となりました。

最初に戻りますが、この前片付けたばかりだと思ったのに等といいながら。

それでも、やっぱりお雛様飾りは、周りがとても明るくなったようで、良いものですね。

季節を感じて頂く行事や館内の飾りは、これからも続けて行き、

お客様にも、折々の雰囲気を楽しんで頂きたいと考えております。

ここの所、お天気の良い日の夕陽はまた格別で、落日も少しづつ遅くなってまいりました。

早目にお越しになり、お湯に浸かりながら、行き交う船や、

ゆっくり内浦湾に落ちる夕陽を眺めながら等、如何でしょうか。

春の風が香ってまいりました。春はもうそこまで。

小さな人々は大きな自然に、大切に生かされ許され今日も感謝!!
 

「おい、生ビール」・・・1000円

「生一つ持ってきて」・・・500円

「すいません。生一つください」・・・380円(定価)

お客様は神様ではありません。また

当店のスタッフはお客様の奴隷ではありません。

当店にとって一人一人が大切な宝物なのです。

お聞きおよびの方もおいでかと存じますが、とあるお店の店内の貼り紙、

他のお店の方にも、「うちでもやりたい」「このお店の気持ちが分かる」という声が上がったとか。

この貼り紙の発案者の副社長は、「注文マナーによって値段が変わるフランスのカフェ」を、

冗談を交えて、オマージュしたものだとか。

「実際に『おい生ビール』と言われたところで、特に生ビールの価格、質は何も変わりません。

当社スタッフがいつもよりほんの少しだけ嫌な思いをするだけです。

今回話題にとなっております貼り紙などを、『面白いね』と言ってくれるような方を、

当社は大切にしていきたいと考えております。との弁。

分かります!とても良く分かります。

毎日、人が生きて行くのに、ユーモア、笑いはとても大切な要素です。

先日行われた吉夢ピンポン大会、だいぶ盛り上がった様で、

日頃の仕事は忘れて、一つのピンポン玉を打ち合う。

仕事場では見えなかった特技や人柄が垣間見えて、

笑いあり涙は・・無いですね、楽しいリクリエーションになったようで、

きっとパート2も、また開催される事でしょう。

食事会では、ベトナム出身のF君、わざわざ千葉まで電車を使って材料の仕入れに行って下さり、

手作りフォー、美味しかったですよ~!

貴方の優しい気持ちと共に、社長と私は残さず頂きました。

吉夢スタッフも、社長や私の大切な宝物です。

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