2023.08.26女将通信
葉月によせて・・・。
残暑お見舞い申し上げます。
海は、未だ衰えぬ太陽に照らされ、目を細めたくなる様な眩しさで、
キラキラと海面を揺らしております。
２０２３年の夏も、あとわずかとなりました。
新型コロナも５類へ移行となりましたが、
周りでは、チラホラ出没しており、まだまだ気の抜けない状態です。
８月始めは大型でゆっくりな台風の影響で、突然雨が降ったり、定まらない天候でしたが、
４日からの連夜の花火は、１日も中止になる事無く、２０日で終えられました。
お客様も短い時間でしたが、やはり目の前から打ち上げられる花火を見て、
大変満足して頂きお喜び頂きました。
お子様広場には、ご自宅から持ってらした浴衣を、
お子さまに着せて遊びにいらしたお客様がいらしたり、
こちらも沢山の皆様に、お喜び頂き賑いました。
またお子様向けスタンプラリー夏バージョンの景品は、小さいながらも、可愛く、
若女将が、考えて注文してくれましたが、お子様方に好評で、
ご両親もニコニコ、ちょこっとサービスの成果は間違いなく出ておりました。
暑く忙しく、誰もが走り廻る厳しいシーズンでしたが、皆良く働き、良くやって下さっています。
この充実感は、汗をかいて働いた者しか頂けないご褒美だと、私はいつも捉えております。
「あなたが生きる今日は、昨日旅たった人がどうしても生きたかった明日なのだから、大切に生きねばならない」
以前、公共広告機構（ＡＣ）のＣＭのキャッチコピーで使われて、広まった台詞です。
元を辿れば、韓国の「カシコギ」という小説が元になっているとか・・。
カシコギとは魚の名前で、メスが産み捨てた卵から生まれた稚魚をオスが献身的に育て、
子育てが終わると死んでいく習性を持つ魚だそうで、
小説では、白血病の息子を献身的に介護する父の話で、
「あなたが空しく生きた今日は、昨日死んでいった人が、あれほど生きたいと願った明日」と続くそうで、
私も、頂いた１日を心して過ごしていかねばと、思い出しては胸に留めております。
気づかぬうちに、落ちる夕陽の位置も時間も変わり、
まだ暫くは、暑さ対策も必要になりますが、確実に季節は秋へと流れております。
いつも大自然が季節の移り変わりを、私共に教えてくださり、
今日も生かされ、許されて命あり、深い感謝！！
１９８３年に、東京大教授だった森本雅樹さん（２０１０年に死去）らが、
人間や地球の生物進化を紹介する１３枚の図を電波に乗せて、
１７光年先のわし座のアルタイル（彦星）に送信したそうで、
宇宙人がいて返事を出していたなら、そろそろ地球に届いてもおかしくないという。
先日、４０年前に彦星に送ったメッセージに対する返信を受け取る試みが、
長野県にある宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の観測所で行われたそうで、
天体などが発する電波の中に、宇宙人による意味のあるメッセージが含まれているかどうかの解析には１年以上かかるといい、
今後、和歌山大のアンテナでも観測する予定だとありました。
未知の宇宙の話、星の話になると、俄然興味とワクワク感で胸が踊り、
やはり宇宙は壮大なドラマだ～！なんて、ひとり悦に入って、
来月、社長より遅ればせながらで古希を迎えますが、
いつも気持ちだけは２０歳？のまま、身体は日々軟膏のお世話になりながらでも、
有り難い事に、夏を走り抜けられた私でございます。
