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吉夢通信

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お正月飾りで欠かせないもの!?

2011年11月27日
posted by 吉夢

お昼ごはんを買いに駐車場に行くとなにやら黒い物体を干している人達を発見。

なんだ×2と近寄っていくとそれはお正月の鏡もちの飾りに必要なホンダワラじゃないですか。

ホンダワラを干しているのを見るのは初めてだったのでカメラでパチリ。

DSCF8558

当館のある小湊では鏡餅の飾りにこのホンダワラを一緒に飾ります。

小湊に来るまで私の知っている鏡餅にはこのホンダワラと呼ばれるものは飾られていませんでした。

なのでなぜ鏡餅にホンダワラを飾るのかわからなかったので調べてみました。

調べたところによると、ホンダワラ(海藻)には実がついておりその実が米俵の形をしているので『穂俵(ほだわら)』の名がつき変化して『ほんだわら』になったそうです。実が米俵に煮ていることから稲穂と米俵になぞらえて豊作祈願の意が込められているそうです。

また古代の人はホンダワラは海の中で沢山の気泡をつけることで、そこに海の生物の霊が寄り付いていると考え『タマ(霊)モ』と呼びました。この『タマモ』を正月に飾ることには、年神様の神霊によって海の魚達が生まれ変わり、大漁の年になることへの願いが込められているともいわれているそうです。