吉夢通信
二十年に一度の大祭 式年鳥居木曳祭
2015年08月23日
posted by 吉夢 スタッフ
8/22・23・24と当館のある小湊のお隣の地区、天津では二十年に一度の大祭『式年鳥居木曳祭』(しきねんとりいぎひきさい)が行われています。
『式年鳥居木曳祭』とは天津神明宮で20年に一度行われている鳥居の建替え神事で天照皇大御神、豊受大神の御分霊を勧請しれ創建された天津神明宮において伊勢の神宮の式年遷宮にならい行われているそうです。
御用材には地元の杉が使われ、杉は旧天津小湊町の町木で鳥居の建替えが行われる昨年の12月に山から伐り出す『神木斧始祭』(しんぼくおのはじめさい・伐採式)が行われ一連の神事が始まり、約9ヶ月間寝かされた後建替えの年の夏、氏子の手によって御用材は数日間かけて天津各町内を曳き巡り天津神明宮に曳き納められます。
曳き納められた御用材は『鳥居木造始祭』(とりいこづくりはじめさい)の後、大工の手によって加工され、今年の10月にある天津神明宮例祭日(毎年10月16日)の前日の10月15日に『鳥居通初上棟祭』(とりいとおりぞめじょうとうさい)が行われ翌日の16日には新しい鳥居が聳えるなか例祭式が行われるそうです。