吉夢通信
睦月によせて・・・。
親族一同が集って宴をする「睦び月」から、
この名になったとの1月も、気が付けばあと数日。
庭の金柑の実が、今年はたわわに実り、
沈丁花の蕾も随分と膨らみ、ほのかな香りも漂い始めました。
新年のお客様のお迎えから始まり、
誕生寺さんでの幹部さん方との、1年の無事を祈る御祈祷、
社員さんとの新年会も楽しく終え、
日本のホテル・旅館100選に、今年は社長が出席してまいりました。
総合で43位、もてなし部門では輝ける14位!!
そして今年は、お料理でも97位と初めて入選を果たし、
日頃、頑張って下さっているスタッフの皆さんの努力の賜物、
ひとつづつ、少しづつですがステップアップ!
新年会の社長の挨拶の中にも、社員さんへの労いの言葉がありました。
今年成人の社員さん、男性2名女性3名、計5名立派に成長して下さり、
今では、吉夢の大きな要となって毎日助けて頂いております。
数年前まで幼さが残る制服姿で私の前に立ちましたが、
寿退社の1名を除いて、後は一人も欠ける事無く、
館内の母としては、何とも感無量です。
100選の日、私は誕生寺さんの団参で、
中山の法華経寺へお参りに行かせて頂きました。
日本三大荒行の一つとして、
毎年11月1日より2月10日にかけて行われる「100日間荒行」
極寒の中、日に7回の水行、朝夕2回のお粥とお汁、
約2~3時間の睡眠とそれは々過酷を極める修行でして、
以前も、ご子息さまがお入りになられた小湊のお寺の奥様、
それはそれはご心配なさり、離れていても親子共々ご修行です。
何卒皆さまご無事に揃ってのご成満をと、
祈りながら、中山を後にいたしました。
4月には、エレベーター2機の総入れ替え、
同時期に、念願でした吉亭中央館のお部屋、
ベット対応リニューアル工事も始まり、
5月のゴールデンウィークには、完成の手筈となっております。
今までの露天風呂付き客室を、もうワンランクアップさせて、
更なる御客様の癒しの満足度を上げて行きたいと、
予定を大幅に遅らせても、より良いものにこだわり、
設計の先生と話し合いを重ね、只今工事のスタートを待っております。
その全館休業の日に、
社員さんとの台湾研修旅行を計画しており、
4月に入社の新人さんも含め、
皆さん今から楽しみにしているようで、
またその折の様子、4月にお知らせしたいと存じます。
今年も1年、お客様のお声に耳を傾けながら、
社員一同と共に、日々精進してまいりますので、
何卒、ご愛顧の程お願い申し上げます。
今年の初めもやはり、大自然の恵みの中、
謙虚に、そして生かされ・・大きな感謝!!
「誰かの為に 生きること
愛すること
役に立つこと
それが 頂いた命の 恩返し」
このテーマを胸に夫婦二人三脚歩いてきました。
『人間(ひと)は、みんな幸せになる為に生まれてきた。
そして、一人一人に大切な役目を与えられて・・・・・』
昨年も、吉夢通信でお知らせ致しましたが、
やちよ絵手紙の森美術館の瀧下白峰・むつ子夫妻さまが、
スタッフご夫妻と、先日お立ち寄り下さいまして、
束の間でしたが、楽しいお話に花が咲きました。
ご主人さまが素晴しい書を、文章と絵を奥様が・・。
お二人の共に歩まれた年月のように、
見た方の心を暖かくするご夫妻のコラボ♪
昨年の11月には岩手県の大船渡市に、
「希望」という作品を贈呈なさり、
その前より、復興支援移動美術館等々、
私共が忘れてはならない東日本大震災復興支援活動を、
今も地道になさっておいでで、
ご夫婦揃って私と同じ年という事もあり、
新聞で初めて知りましてから、ファンになりました。
お教室も開いてらっしゃいますので、
お近くだったら、私も習いたかったな~!!なんて。
どうぞ、八千代にお出掛けの折には、
美術館(月曜日休館)へもどうぞお立ち寄り下さいませ。
今年も、5月には千葉三越で開催予定の、絵手紙・書画展、
私もその折は是非ともと、今から楽しみにしております。