吉夢通信
弥生月によせて・・・。
我が家では、桃の花、梅の花、桜の花、チューリップ、カラーと
それぞれの花が、それぞれのタイミングを待って、
一斉に咲き揃いました。
コロナ感染は、私ども観光業に、大きなダメージを与えて、
現在もまだ、収束、終息の見られない無い状態で、
日本国民挙げて、待ち望んでいた「2020年東京オリンピック」も、
来年に延期となりましたようで、
地球家族は、どちらの国をとっても、現在、大きな試練に立たされております。
吉夢も、3月、4月に入っておりました団体のお客様はすべてキャンセルとなり、
リーマンショック、東日本大震災よりも大きな試練が襲い掛かって来ております。
この波が去るのを、じっーと海の底で耐え忍ぶのか、
奮い立たせて、波に挑むのか、
皆目検討が付かない状態でおりますが、
日々に感謝しつつ、手探りしてでも、今、出来ることに、
全力で当たっていくしか術がないと、認識しております。
毎日、マスコミではマスク、アルコール消毒剤等の転売、品不足、買占めの問題が、
流されておりますが、このような時こそ、皆で助け合い、支え合い、
人として持たされてある優しさを、分かち合う時では、ないのでしょうか。
お陰さまで、小湊は昔ながらの小さな漁村、
街や家屋を抜ける春の風は、沢山の潮風のミネラルを含んで、
すーっと通り抜けて行きます。
今年は海温が高く、ひじきの生育が遅いと。
今日も、漁師の方々が、岩に自生した茶色のひじきを鎌で狩り、
大鍋で蒸かし上げると、真っ黒な日本一の太く長いひじきとなり、
私はそれを購入すると、
いつも、その中にこんにゃくや大豆、人参、油揚げを入れて、
春を丸ごと頂いております。
海に向かって、大きく深呼吸をしますと、
今起こっているモヤモヤした胸の思いが、雲散霧消致します。
自粛と言われましても、外に出掛けたくウズウズするこの季節、
館内は、このような時期、清掃は念入りに、消毒は欠かさず、
念には念を入れて、各部所、仕事にあたっております。
どうか一日も早い、終息を祈らずにはおれません。
神仏の創造された尊い星「地球」。
それを大気汚染、温暖化で汚すのも、
守り浄化するのも我々人間の仕業。
今日も、大自然に生かされ、許され、大きな感謝!!
先日、昨年秋の検診で病を得て6日間、
鴨川の亀田病院に入院、お世話になりました。
朝の情報ニュース番組から、
大好きなMr.Childrenの桜井さんの歌声、
30日から朝のテーマ曲として、放送されるようです。
タイトルは、「The song of praise 」
直訳は「讃える歌」
やり場の無い悲しみを、
先の見えない不安を、
思うように動かない現実を、
誰かのせいにするのではなく、
批判するのでなく
自分を、 誰かを、 何かを、
讃えようとする歌です。
1日の始まり、
テレビに映し出される誰か。
その姿を観た別の誰かが
「あなたがそうであるなら私も」
と希望や勇気で心を強くする。
そんなイメージで出来上がった曲です。
まだ不安な状況は続いていますが、
番組を通じて、今を生きる自分たちを、
互いに讃え合えるよう願っています。( 桜井 和寿 )
とのコメント。輝いて素晴らしい!!
そうですよね、いまこそ私たちは、
清濁併せ持つこの世の中に、一筋の灯りを一人ひとりが掲げ、
『私に何か出来る事がございますか?』と、
奪い合うのでは無く、与え合う世の中に、
して行きたいものと、節に願いたいと存じます。