吉夢通信
七夜月によせて・・・。
夏本番となりました!
先日、東京国際フォーラムで、
『公認会計士の日』記念特別講演会がございまして、
新聞で知り、応募したところ運良く当たりまして、
社長と出掛けてまいりました。
星野リゾート 代表 星野佳路氏の1時間30分に及ぶ講演でしたが、
頭の回転の速さ、90分の講演中、言葉はよどみ無く続き、
観光業の、表も裏も知り尽くした話に、思わず引き込まれ、
夢中で、私が要点と思った所にペンを走らせましたが、
帰って、いざまとめてみようと思いましたが、
さて、自分の書いた字ですら読めなく、
皆さんに正確にお伝え出来ず、申し訳けありません。
只、素晴しい講演だった事だけは、お伝えしておきたいと存じます。
その中で、ひとつ印象に残っておりますのは、
やはり、日本への海外からのお客様の増加に伴い、
私も常々、思っておりました、世界中に日本人のファンを作る、
観光は平和維持産業だと・・・。
是非とも、おいで頂いた外国の皆さまに、
日本を好きになっていただく、日本人を好きになっていただく、
そこから、まず始めましょう!!との、メッセージでした。
日本は、また行きたい国に、世界でも名を連ねております。
私達も自信をもって、日本の「お・も・て・な・し」を、世界の方々に、
広めてまいりたいと存じます。
忙しいシーズンを迎える前にと、
急いで、廊下の壁紙の修繕、夢亭の畳の入れ替え等済ませまして、
会長が、良く話してらした、
旅館業は自転車操業だという意味が、身に沁みて得心できる年となりました。
ですが、この歩みを止める訳にはまいりません、
やはり、常に変化、再生を繰り返し、
私共、旅館業も常にフレッシュさ、
惑わず新しい事にチャレンジする心意気を忘れずに、
向かってまいりたいと存じます。
これから、ご家族連れのお客様の多くおみえになる時期となります、
今年も、諸々の催しもので、
沢山の夏の思い出を、お持ち帰りいただきたいと、
先週の土曜日の午前中には、全体朝礼を開き、
夏に向けての社長からの熱い激励の言葉を、社員さん方と共有いたしました。
ジャーナリストとしてご活躍の、瀬戸川 礼子女史監修の、
「女将さんのこころ その2」が、
旅行新聞新社より、発刊の運びとなり、
先日、緑色の綺麗な本が、手元に届きました。
数年前、旬刊旅行新聞のインタビューでお越しになり、
隣の館の増築等で、そちらを少しまた編集して下さり、
大変美しい本に仕上げて下さいました。
私を含め55名の全国津々浦々の、
現在、旅館・ホテルを切り盛りなさっておいでの、
女将さん方の、僅か数ページの物語ですが、
そこには、それぞれの個性、ひととなりが垣間見られ、
読みながら、「うん!うん!」と、頷いてみたり、
「凄い!」と、ため息を漏らしながら、少しづつですが読んでおります。
誕生寺さんでの、49日の納骨も無事に済み、
会長も、キラキラ光る星となって、
私達を見守って下さっていることでしょう。
来月は新盆、灯篭流しと母がまたお帰りになります。
「忙しいから、私の事は後回しで良いよ・・。」との声が聞こえてくるようです。
お客さまが沢山お見えの吉夢に、きっと安心して下さる事でしょう。
社員さん方達と、汗を拭き々の暑い夏も自然の恵み、
今日も生かされ大きな感謝!!
咲くときは渾身の力で咲け 輝くときは命がけで輝け
人間の一生は短い (荒 了寛師)