吉夢通信
神無月によせて・・・。
天高く女将肥ゆる秋・・・、
お腹廻りがなんとも恐ろしい事になっております。
今月は、団体のお客様も多く、
ご宴会場のご挨拶も忙しくさせて頂いてますが、
10月半ばには大阪へ、
そして昨日は行きは飛行機で、「のと里山空港」に初めて降り立ち、
帰りは北陸新幹線「はくたか」に、乗りまして、
千葉支部の研修旅行に行かせて頂いてまいりました。
大阪へは、日頃お取引きさせて頂いているAビールさん発祥の地吹田へ、
6月に亡くなりました会長の名を碑に祀って下さる式典へ、出掛けてまいりました。
創業百周年記念事業の一環として、建立の趣旨は社業発展に尽力された、
お得意先、関係業界、また社内の功労者の積恩に報いる行事として、
昭和63年に、「先人の碑」建立とのご説明でしたが、
それはそれは手厚い御接待を頂きまして、
ホールディングス社長様自ら、各お席を廻られ、
きちんと吉夢のHPもご覧になられていて、私どもへご挨拶下さいました。
やはり上に立つ方は、謙虚で決して偉ぶらない、
ダンディで大変魅力的な、社長様でした。
現在、大学を卒業して大阪に赴任しております息子にも束の間会えるという、
得点?おまけ付き、晴天にも恵まれ、母からのご褒美の旅でございました。
金沢研修初日は、輪島の朝市から始まり、千枚田見学、
バスはその日の宿泊先、加賀屋さんへ。
そして今回の研修旅行のメーンイベント!!
小田禎彦相談役さんの加賀屋の流儀「おもてなしの心」と題する、
講演会に参加させて頂き、熱のこもった素晴しいお話を聞かせて頂きました。
常に先を見据えた経営、そしてぶれない手腕があればこその現在の繁栄、
そして、同じ業界の私どもへ、
何なりとお答えします!お見せします!との姿勢!!
本当にご立派で、お話からもお優しさ、謙虚さが、にじみ出ておりまして、
ご立派な若社長さんへの継承も済まされ、
女将さんと若女将さんのお二人がタッグを組めば、
無敵の恐いもの無しとお見受けしました。
ご家族皆さんで、役割分担されていて、
それが、100選35年連続一位の偉業を達成されている所以の一つと、
私は捉えております。
今回も、ブログでは到底書ききれない程、
多くの学びを頂戴したやはり名実共に日本一のお宿でした。
私も社長も常々何かありますと、思い出す言葉、
『井戸を掘った方の恩は、忘れない・・・』です。
人生62年間この様に生きて来れましたのも、
様々な方との、折々の出会い、そして教え導かれました事、
ご縁を繋げて下さった方々があっての現在の吉夢、
そして我が身。
それを忘れてしまっては、到底前には進めません。
今回も、お二方のトップの方にお会いする機会を頂きまして、
教えて頂きました事は、やはり私自身も謙虚で在りたい・・・です。
そして、いつもそこから道は拓けて来たと思えます。
秋の空はどこまでも青く澄みわたり・・今日も生かされ深い感謝!!
先日、Y新聞の千葉版の掲載で偶々知る事となりました、
八千代市にございます「やちよ絵手紙の森美術館」の瀧下ご夫妻さま、
お優しい字、言葉、挿絵にすっかり魅せられまして、
ご連絡させて頂きましたら、ご夫妻私どもと同じ年、
早速来年のカレンダー注文させて頂きました。
いつか必ず美術館へ行ってみたいと願っております。
来年、皆さまへ荒了寛師と共に、毎月ご披露どうぞ楽しみにお待ち下さいませ。