吉夢通信
七夜月によせて・・・・。
暑中お見舞い申し上げます。
いよいよ、夏到来!!
小湊の海にも、パラソルが並び、
少しずつですが、確実に海水浴のお客様が帰ってまいりました。
吉夢の中も夏モード、フロントさん、売店さんはアロハシャツ、
客室係のお姉さん方は、着物姿が厳しい季節、
ひと夏、あせもに負けず頑張りましょう!
以前も書かせて頂きましたが、
社長は、5月に60歳をむかえ、
私は、秋になりますと60歳・・・・。
苦労の自慢話をする気は毛頭ありません、
しかし、最近は2人で越しかたを振り返り、
夢中で働いた若かりし頃の事が話題にあがります。
私が嫁いだ頃、社員、パートさんを含め、約60名、
朝は会計業務に始まり、日計表を出すと、
急いで朝食の仕度に下り、食事後、
社員さんの昼食の仕度=まかないと昔は言ってました、
それが済むとあっという間に、ご中食の準備、お客様の会計、
そしてまたもや家族のお昼の仕度、
お客様のお迎え、お部屋にご挨拶に回る当時の社長である母と昼食、
あれよ、あれよでその日のチェックイン業務、
そして、夕食の準備、
6時ともなれば、ご宴会場に灯りがともり、
中で、お料理のご説明やカラオケを1曲披露している現社長の歌、
( 十八番はふたり酒 )を聞きながら、私は、外でスリッパ並べ、
夕食を頂いて、会計処理、
その間に、昔は麻雀をしながらおにぎり等を召し上がるお客様がいらして、
お新香の盛り合わせや、おにぎり作り。
社長は、ルームさん送りや、クラブの手伝い、
毎日、1日はあっという間に過ぎて行き、
社長は、営業の吉田君といわれ、
1週間おきに、営業に埼玉、長野、神奈川、静岡へと出張、
「あー今日は、3時間寝られる、4時間寝られる」と寮に帰り、
新婚生活なんて、どこえやら、
万年睡眠不足気味でしたが、そこは若さの有り難さで乗り切れました。
社長は、「現地のお前には悪かったけど、余りの眠たさで、パーキングエリアで、
少し仮眠を取った時もあった」と話してますが、
求人募集しても、人手不足は中々解消されない時期でしたが、
なに物にも替え難い道を歩め、
今思い出しても、
有り難い時期を過ごして来れたものだと感慨深い思いでおります。
兄である副社長が、病に・・・。
はからずも、主人が社長になるとは、
神のみぞ知る、当時は想像だにしない出来事が起こり、
「 艱難 汝を玉にする 」とは、日蓮大聖人の言葉。
これが私達の道であったのかと・・・。
だから、お出でいただいたお客様にお喜びいただき、
社員さんには、働きがいのある会社経営をこれからも2人、
ある時は戦友また同士として、うまず、たゆまず、助け合い、
同じ川の岸を歩いて行きたいと、つれづれ思う今日この頃です。
毎年好評いただいておりますお子さま広場、
ご家族やご友人でワイワイ卓球戦、太鼓の達人も入りました。
夏を前に新しい機種になったカラオケ等も如何でしょう♪♪
今年も趣向を凝らして、
夏の思い出に残る夢をご提供できるよう、
社員一同、皆さまのお越しを心よりお待ちいたしております。
夏の暑さも汗も、生きてる証、今日も生かされ深く感謝!!
済んだことをくよくよせぬこと
滅多なことに腹を立てぬこと
いつも現在を楽しむこと
とりわけ人を憎まぬこと
未来を神にまかせること
( ドイツの大文豪 ゲーテが「処世のおきて」と題して、
「気持のよい生活を作ろうと思うなら」という前置きをつけて遺した言葉 )
荒 了寛師 今月のカレンダーより