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桃の節句を片付け終わったと思ってましたら、

色取り々の花が、心和ませてくれる季節となりました。

先日は、末の長男の卒業式に東京へ出掛けてまいりました。

やっと、これで子供４人が巣立ちを向かえ、

親としては、校歌を聴きながら越し方を思い感慨無量でした。

４月からは、いよいよ社会人としてスタート！！

全く業種違いの所ですが、自分で就活して受け入れて頂いた所なので、

チャレンジ精神で、骨身を惜しまず進んで行って欲しいと、

願っております。

先日、「４月に社会人となり、家を出る次男との、

思い出に残る家族四人旅行が出来ました！」との、

アンケートを読ませて頂き、

最近、とても増えました折々の記念日のご旅行、

大切なご家族、ご友人、恋人との思い出のお手伝いを、

益々、レベルアップさせてまいりたい存じます。

どうぞ、私共で出来ます事なら何なりとご予約の折、

お伝え頂けましたら有り難いです。

吉夢でも、今年の新人さん方が研修に入りました。

調理師学校からいらした板前さんは、

既に一人前の戦力として、活躍して下さってます。

新卒の女性達も、バイト経験がおありなのか、動きが良く、

もう明日からでも直ぐ、着物が着れるのではと思ってしまう程です。

いつも、社長と話す事ですが、

吉夢を選んで良かった～！　間違いなかったと思われるように、

毎年の事ですが、私共も衿を正して、大切なお子さま方お預かりして、

ホテルをお助け頂きたいと願うところです。

来月には、早速に社員旅行を２班に分け、

もちろん、新人さんもご一緒に♪♪

今回は、いざ鹿児島へひとっ飛び！！

皆さん今から、とても楽しみにして下さっていて、

いつも吉夢通信でも貢献して下さっているＳ・Ｈ女史が、

可愛い旅のしおり、早速作って下さいました。

 『桜島を見にいこぉの旅』

４月に入りましたら、吉夢旅通信、

また素敵な写真入りでアップ！乞うご期待ください。

房総は今、花まっ盛り、小湊はひじき狩りも終え、

新ひじきの出回る時期となりました。

どうぞ記念日で・・・いえいえ、何もなくても、

どうぞ春の潮の香りに癒されに、吉夢へお出掛けくださいませ。

今年もツバメが飛来し、懸命に巣づくり始めました。

そんな大きな自然の営みの中、今日も生かされ大きな感謝！！

毎日の中で一番無駄に過ごされたのは、

　　　　　　　　　　　一度も笑わなかった日である。

　　　　　　　　　　　　　（フランスの文筆家　シャンフォール）

毎日寒い日が続きますがこちら房総では、

三寒四温を繰り返しながら、

確実に、春の訪れを、海に、山に感じる季節となりました。

岩場には、茶色のひじきがしっかり育ち始め、

３月には、小湊恒例のひじき狩りが始まります。

今年も、ミネラル豊富な日本一のひじきを、

お越しいただいた皆さんに、召し上がっていただけましたら、

こんなに有り難いことはございません。

２月も、足早に通り過ぎ、

３月も、もう直ぐ春風と共にやってまいります。

長男も、３月初めには、英国の語学留学を終え帰国し、

大学を卒業、晴れて社会人の仲間入りとなります。

お世話になりましたホームステイ先を離れ、

ここ数日は、社長の弟夫婦が赴任して居ります,

ドイツのデユッセルドルフにお邪魔し、

ビアホールで本場のビールに舌鼓を打っている頃でしょう。

英語は万国共通語、私も話せたらもっと気持ちが通じるのにと、

お客様と接し、何度そんな場面に出くわした事でしょう。

ここ数年で吉夢は、そんな私を助ける様に、

英会話堪能の方が続々と増えまして、

長くサイパンで観光のお仕事なさっていた方、

英国の大学を出た方等々で、まったく心配がなくなり、

中国、台湾、フィリピンに加え、

４月からは、韓国語の話せるスタッフも加わり、

百人力でお接待にあたれる様になりますので、本当に心強いです！！　

春になりましたら、

専門の先生をお招きして更なるスキルアップを目指し、

社員さんと共に、サービス講習会を行う予定でおります。

先日、途中入社の男性社員さんと立ち話、

ここの社員さん達は、裏表無しに皆仲良く、

お客様へも、親切だと・・・。

社長その話聞きまして、嬉しそうでした。

それこそ、社長や私の共通の祈りと願いとする旅館業、

挙げればまだまだ至らない所も沢山あり、

ご不快な思いをお掛けしたりで、

改善しなければならない所も、多々御座いますが、

熱い思いだけは、負けません！

これからも、社員共々、日々全力でお接待にあたりますので、

どうぞ、成長をお見守り、お許し下さいますよう、

伏してお願い申し上げます。

春風が頬をなでて行く中、今日も生かされ大きな感謝！！

とにかくすべてを黙って堪えてしまう者がいると、

人はこれ幸いと、何もかもその者に堪えさせてしまって、

自分は平然としているのだ。

（フランスの文豪　バルザック作　『ゴリオ爺さん』より）

寒さの中を駆け抜け、気付けば大寒を過ぎ、

早春の房総、路地には、菜の花の黄色が目にとまる季節となりました。

ここ数日、百選の宿表彰式出席を兼ね、

諸々の所用に東京へ出掛けてまいりましたが、

至る所に、外国からのお客様、数年で本当に増えましたね！！

立ち寄ったドラッグストアでも、

飲食店でも、英語、中国語、ハングル語と、

最低三ヶ国語の説明書きが店内に張ってあり、

２０１４年に日本を訪れた外国人旅行者が、

前年より２９．４％多い、なんと１３４１万３６００人と、

太田国土交通相が発表されました。

１位が台湾、２位が韓国、３位が中国と、

一時竹島、尖閣諸島問題で落ち込んだ韓国、中国の旅行者の方々の回復が、

全体を押し上げたとの事。

４位が香港、５位が米国、続いて６位タイ、

豪州、マレーシア、シンガポール、１０位が英国。

そういえば、一昨年タイの有名俳優さんが沢山お見えになり、

屋上の天空露天風呂、誕生寺で撮影されました。

昨年５月にタイで、ドラマ放映されたとお聞きしました。

どんな作品が完成したのか、ちょっと見たかったですね！

タイの女優さん、白無垢の花嫁姿本当に美しかったですよ。

勿論、素敵な男優さんには思わず息をのみました。

吉夢のフロント看板娘、

胡洋さんも、中国は瀋陽のお生まれ、

先日も、香港からのお客様、お上手に接待されてました。

話は大分反れましたが、中国は前年比８３．３％と、

他国より群を抜いての伸び率！！

国の総人口を考えますと、

この先もっともっと好きになって頂ける可能性大ですね。

「日本の人は親切だし、礼儀正しいし、どうして戦争なんか・・・」。

知人の中国人通訳のお母さまが旅行後、

反日宣伝との落差に疑問を巡らしていたと新聞にあり、

買い物袋も、親善を前にすすめる「？」も、

山ほどお持ち帰りいただきたいとありました。

本当にそうですね！

私共も、観光業は平和産業の一役を担えると日頃より捉えており、

日夜、お接待にあたり、

吉夢でも、台湾、香港のお客様が最近増えてまいりました。

昨年は、加藤　完営業部長が、「もてなしの達人」の栄誉に輝き、

先日のプロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選で、

吉夢は総合４９位、

社員すべての総力の結晶によりまして、

おもてなし部門では１６位と、有り難い結果を頂きまして、

以前も触れさせて頂いた事がございましたが、

「館は古かったが、スタッフの方が皆親切だった」

「ルームさんが、良くやっていたから、誉めてやってくれ！」

「客室係さんが、感じ良く、子供にも優しく接してくれた」等々、

頂戴した励みの、お言葉のひとつひとつが、

何よりの清涼剤の一服となり、

今回念願の５０位入りが果たせたのではと、

社長共々、一人一人のスタッフの顔を浮かべ、

深い感慨に浸りながら、社員代表で賞状を頂き、

帰路につかせて頂きました。

年頭早々から、有り難いご褒美を頂戴いたし、

今年も、この道まっすぐ精進してまいります。

年の始めもやっぱり、大自然の懐にいだかれ、

沈む夕日に、今日も生かされ大きな感謝！！

私の成功に理由を求めるとすれば、

たったそれだけのことなのかもしれません。

つまり私には才能は不足していたかもしれないが、

人間として正しいことを追及するという、

単純な、しかし力強い指針があったということです。

（稲盛和夫　人間として一番大切なこと　生き方より）

日本列島各地で、吹雪や豪雪の便り。

先達て、新潟県十日町の方からお電話を頂戴し、

今年の雪は水分を含んでいて、とても重いとか・・・。

雪かきも容易ではないと存じます。

房総は、温暖なところですので、雪国の苦労を知りません。

朝起きて、直ぐ車にも乗れます、

それだけでも、本当に有り難いことなんですね♪

今年も、内外で色々な事のあった１年でした。

そして、吉夢でもあっという間の１年でしたが、

思い返せば、やはり色々な出来事がございました。

春には念願の別亭オープン！

お食事処「夢あかり」も、大きな問題も無く、

「阿うん」と共に、多くの方にご好評頂き、

お正月もフル稼働で、ご接待にあたる予定でおります。

吉夢羅針盤のお客様アンケートで、

ご指摘頂いた点は、即スピードで修繕、改善へ。

全館エアコン清掃、防犯カメラの設置等々、

今、出来うる限りの努力をしてまいりましたが、

いついかなる時も、

社長が申す、「現状維持は、後退につながる」の言葉通り、

来たる年も、お越し頂いたお客様にご満足頂けますよう、

既存に満足せず、お一部屋づつでも改修リニューアルし、

皆さまのニーズにお応えして、更なる癒しの宿を目指して、

常精進に努めてまいる所存でございます。

今年も、沢山のお助けの御手に支えられ、

師走を迎えさせて頂けました事、

沢山のありがとう！の言葉を頂戴出来ました事、

そして、私からも、ありがとうございました！！と、

皆さまへお伝えできます事、

このブログを通しまして、深く深く御礼申し上げます。

暖かな光の中、今日も生かされ大きな感謝！！

しあわせは　いつも　じぶんのこころが　きめる

（相田　みつを）

今年も、山茶花の美しい季節となり、

仕事帰りに見上げた星が、あまりに綺麗に輝いていたので、

車から降りた社長に伝えますと、

先日、東京から一時帰省した大学生の息子が、

同じ言葉を伝えたとか。

東京は夜もネオンで明るいですから、

深まり行く秋の澄み切った空の星の美しさに、

思わずこぼれた言葉でしょう。

DNAでしょうか・・・。

１１月は、行楽シーズンでもあり、

お中食、そしてまた夜のご宴会場への立て替えしと、

スタッフ一同、毎日忙しくさせて頂いております。

私のご宴会場廻りも、６時を皮切りに、

息を弾ませながら、ご挨拶に入らせて頂いております。

西の方面からのお客様は、

朝早くから、遠方より長い時間バスに揺られてお越しですから、

ご到着も必然的に遅くなりますが、

何をおいても、ご挨拶に入らせて頂き、

お礼の一言、申し上げさせて頂いております。

先日、フロントに丁度居りました幹部社員から聞きました事に、

男性の方が一人、エレベーターの方から見えられ、

心の中で、てっきり何かのクレームかと、

一瞬緊張したようですが、

箸袋に今年４月入社の２名の客室係の名前が書かれていて、

『大変頑張っているので、誉めてあげてくれ！！』との事、

幹部の者も安堵したようで、知らせて下さり、

私も、大変有り難く嬉しくなり、

彼女達に、お礼と労いの言葉を掛けさせて頂きました。

その時の笑顔、皆さまにお見せしたかった！！

吉夢の客室係は、

皆さまに驚かれますが、

若く、また気立ての良い方達が集まり、

一度は、ご自分の夢を果たそうと、お辞めになる方もおりますが、

また、戻って来てお助けくださっている方、結構おいでになります。

それはそうですよね！

右も左も判らぬ高校を卒業したばかりで働いてみて、

数年もすれば、私これで・・このままで良いのかと・・、

お花屋さんに・・介護の仕事に・・と、

夢は限りなく広がりますよね。

若いんですもの♪♪

今働いて下さっている４０台の年長の方は、

高校卒業後お勤め下さり、寿退社でお辞めになり、

「子供さんが大きくなられたら、また働いて下さいよ！」の約束通り、

お子さんが来年高校生になるという事で、復帰して下さり、

毎日、家の事、そして仕事と、頑張って通ってくれています。

「　去るものは追わず、そして来るものは拒まず　」

先代の義父が申していたと、

会長から、折にふれ良くお聞きしました。

働くならやっぱり吉夢へ帰ろう！と思って下さり、

それが、何より有り難い。

ワーホリの台湾からの女性方も、当初のお約束より長く、

皆ぎりぎりまで働いて下さり、

また、今月より新しい方が来て下さっています。

そして、夢を持って中国に今年帰られたフロントの女性から、

数日前メールを頂き、日本に来ているとの事、

小湊で、久しぶりの再会、

また、来月半ばより、吉夢で働いて下さることに決まりました。

仕事をしながら、希望する資格を取りたいとの夢を持っての再来日、

もっと、もっと中国語を活かして、

吉夢の役に立てるよう今までの分もお返ししたい・・と申します。

夢を叶えてあげたい！！

私で出来ることなら、お手伝いさせていただきたい！！

日本の子であろうと、中国の子であろうと、心底そう思いました。

そんなの甘い！！と、言われても、

若い人の夢は、是が非でも叶えて差し上げたい！

だって、そんな事で、手を抜いて働く子たちでは無いこと、

私が一番知っているのですから・・・。

数日前のメールにも、

『勝手な事ばかり言ってすいません、

辞めてからの何ヶ月の分まで、頑張りたいと思います』

と、書いてきました。

信じて、待ってますよ！

また力強いスタッフが、戻って来てくれます。

共に、この時を精一杯生きましょう！

情けは女将の為ならず・・・。

吉夢の皆は至らぬ私を助けて下さる神仏からのお使い・・・

天使、菩薩さまの集合です。

美しい夕日に心洗われ、謙虚に・・・今日も生かされ深い感謝！！

幸せに生きるには、誰かのために生きる利他の心が大事だという。

１％でいいから自分以外の誰かのために生きることが、

巡り巡って幸せや健康が自分に返ってくるんですよ・・・。

（諏訪中央病院名誉院長　鎌田　實医師）

小湊の仏舎利塔へ、上がって来ました。

雑草をかき分けかき分け、細いけもの道を登り、

やっとたどり着きました！

マムシ注意！だそうです。