吉夢通信一覧 女将
花見月によせて・・・・。
初夏の暑さと思えば、
しめやかな春雨の昨日、今日。
あっという間に、
ゴールデンウィークがやってまいります。
その前までにと、今、大急ぎで、
館内リニューアル中で、
各階の廊下の絨毯の張り替えが、
今日で完了となります。
売店の冷蔵庫も新しくなり、
有難い事に少しづつですが、至る所が整い、明るくなりました。
お茶室も先日、先生のお助けで、
冬の炉から、風炉に釜替えも終え、
ほっとしております。
日本に来られる外国の方の大半の方がおっしゃられるのが、
日本には四季があるという事。
私達には当たり前の事ですが、
それによる、季節ならではのお料理、お部屋のしつらえは、
日本ならではの風習として、
これからも、大事にして行きたいものでございます。
房総にもう一つ、話題のスポットが新規参入!
木更津に出来ました三井アウトレットパークも、
大変好評な出だしのようで、
東京、横浜からも近く、当館からも60分、
当日は、ホテルでゆっくり願満の湯に浸かり、
日頃のお疲れを癒し、
海を見ながら、ドライブのお帰りに、
お立ち寄りなんて、如何でしょうか。
今年は、思のほか春の訪れが待たれた日々、
房総の山々も、新緑に染まってまいりました。
お越しの際は、どうぞお気をつけてお越し下さいませ。
大いなる自然の営みに今日も深く、
感謝!!
天台宗 荒 了寛師 4月のカレンダーより
スタート!!
昨日は、吉夢でも入社式が無事済み、
可愛いお嬢さん方を・・・もうすでにたくましいご子息さんを、
またお預かりする時期がまいりました。
毎年ですが、迎える私共も、 心引き締まる1日となります。
昨年の新人さんは、異例の8月が入社となりましたが、
先日、家庭の事情でお辞めになった1名を除いて、
皆、吉夢の一員となって毎日、
良く働いて助けてくれ、有り難い事と思っております。
日本全国、否、世界中で新生活をスタートなさっている皆様、
どのような事が起きようとも、
なぜか日本人の心を打つ、あの桜の花のように、
私も含め、心新たに、それぞれの置かれた場所で、
それぞれの花を、咲かせるといたしましょう!!
おおいなる自然の営みに、
今日も、深く感謝!!
(4月2日 潮がひいたホテル下 テラスより撮影)
新社会人おめでとう。
君は今どんな職場で出発の日を迎えただろうか。
それがどんな仕事であれ、そこは君の人生の出発点になる。
仕事とは何だろうか。
君が生きている証しが仕事だと私は思う。
大変なことがあった東北の地にも、
今、リンゴの白い花が咲こうとしている。
皆、新しい出発に歩もうとしている。
君はリンゴの実がなる木をみたことがあるか。
リンゴ園の老人が言うには、
一番リンゴらしい時に木から取ってやるのが、大切なことだ。
落ちてからではリンゴではなくなるそうだ。
それは仕事にも置きかえられる。
落ちるリンゴを待っていてはダメだ。
木に登ってリンゴを取りに行こう。
そうして一番美味しいリンゴを皆に食べてもらおうじゃないか。
一、ニ度、木から落ちてもなんてことはない。
リンゴの花のあの白の美しさも果汁のあふれる美味しさも、
厳しい冬があったからできたのだ。
風に向かえ。
苦節に耐えろ。
常に何かに挑む姿勢が、
今、この国で大切なことだ。
伊集院 静氏 『 落ちるリンゴを待つな。』より抜粋
浅春によせて・・・・。
暑さ寒さも、彼岸まで・・・と言われておりますが、
今年は未だ寒い日もあり、
ひじき刈りも、お天気や波の具合で、
予定通りには進んでいないと、
通り掛かった地元の漁師の方が、話してらっしゃいました。
周辺では、紅梅、白梅が咲き誇っておりますが、
皆様の方は如何でございましょうか?
3月と言えば、
兎にも角にも、昨年の震災でございます。
私も、ネットで被災地の方々が、
慰霊祭出席に黒の喪服が無い、という書き込みに目が止りまして、
ほんの些細な事ですが、今、出来る事をと、
早速、クローゼットの中に顔を突っ込み、
クリーニングに出し、母の物も併せて、
小物のバッグもどうかな…等と思い立つまま、
急ぎ箱詰めをして、8日必着で送らせていただきました。
私達は、生きるという意味。
生かされて在る事をもう一度再認識させられる事柄を、
この一年、随分と見せられ、考えさせられてまいりましたが、
どんな言葉を使ってみましても、
被災地の方々の経験なされた思いには、到底至りません。
明日、私共が被災者になっても決しておかしくない、
明日は我が身の今の日本の現状、
3月11日のブログでも書かせていただきましたが、
これからこそ本腰を入れて、皆で手をたずさえ
復興の道を共に寄り添い、歩んでまいりたいものと、
強く心に思う今日この頃でございます。
またまた、吉夢より皆様へ元気をお届けしたいと存じます!!
いつもながら、ご愛読に深く感謝!!
2011.3.21
10日目の日を迎えました。
朝食はパン1、乳酸飲料1
昼食はおにぎり1、りんご4分の1
夜食はおにぎり1
(2011.3.11 あの日から・・・・より)
東日本大震災から1年・・・・。
波穏やかな、今日の小湊の海。
当館でも、午後2時46分 館内放送で、
それぞれが、館内それぞれの場所で犠牲者の御霊安かれと、
1分間の黙とうの祈りを、捧げさせていただきました。
私も一人ロビーで海に向かい、静かに目を閉じますと、
胸に熱いものが込みあげて・・・。
そんな感傷に浸っておりましたら、
外では大きな太鼓の音とお題目が聞こえてまいりました。
日蓮宗南部宗務所管内の、
ニ百数十名のお寺のご住職様、檀信徒の皆様が、
声高らかにお題目を上げられ、
小湊の船上から震災者の皆様に、祈りが捧げられました。
陛下のお言葉にもありましたように、
私達皆が被災者の方々に心を寄せ、
被災地の状況が改善されていくことを願ってやみません。
福島のお子さん方が、一日も早く外遊びができますように・・・。
まだまだ、私達がさせていただくのは、これからが本番です。
「綾ちゃん、生きるということは、ぼくたち人間の権利ではなくて、義務なのですよ。義務というのは、読んで字のとおり、ただしいつとめなのですよ」 この言葉は、わたしをふるい起こした。 (そうか。生きるというのは、義務だったのか。義務ならば、どんな苦しいことがあっても、まず生きなければならない) (三浦 綾子著 道ありき より) |
日蓮宗大荒行堂 祝 壱千日成満
お正月明けの、ブログでも中山大荒行堂のお参りの件は、
ちょっとふれさせていただきましたが、
勝浦市圓明山盛隆寺ご住職、見事日蓮宗大荒行壱千日成満なされ、
蓮華阿闍梨日観の称号を授与された、
吉澤順将上人の帰山奉告式の祝賀会が、
昨晩、檀家さん、信徒さんを始め、ご招待のお客様を囲み、和やかな雰囲気の中、
執り行われました。
11月入堂以来10kgお痩せになって、
こちら日蓮宗南部宗務所管内でも、
壱千日の偉業を成し遂げた方で、現存される方は居られないと、
お聞きしました。
フロント前で、お写真の要請に、こころよくお受け頂き、パチリ!
社長共々、ご功徳に与かりました。
益々のご活躍を、お祈り申し上げます。