吉夢通信一覧 女将
葉月によせて・・・・・。
8月を、脇目もふらず一目散に走り抜けた。
それは、社員さんも同じ事、
今年は、昨年までと違い、
部所間の壁を、大きく超え、
皆で、一丸となって、走った8月でした。
外では、未だ蝉の大合唱が聞こえ、
9月に入っても、当分暑さは続くと思われます。
この夏、風評被害、節電と、現実は厳しい走り出しでしたが、
ロビーで、
「子供に吉夢に行きたい!って、言われて、今年もまた来ました!」
「お食事、お風呂が良かった!お世話になりました!」
「頑張ってください!また来年も来ます。」と、
喜んでお帰りになられる後姿に励まされ、
一服の清涼剤を頂いたような、そんな毎日が、
1日、1日過ぎて行った今年の8月でした。
今年は、期間限定で毎日行われた花火も、
16日の花火大会も、自然の神様の後押しで、
予定通り執り行う事が出来、
全ての皆々様に、伏して感謝申し上げます。
目がさめてみたら
生きていた
死なずに
生きていた
生きるための
一切の努力をなげすてて
眠りこけていたわたしであつたのに
目がさめてみたら
生きていた
劫初以来
一度もなかった
まっさらな朝のどまんなかに
生きていた
いや
生かされていた。
(東井 義雄 詩集より)
七夜月によせて・・・・・・。
7月も、驚く程、早いスピードで、
気がつけば、今日は31日。
先日の業務連絡会議、昨日の幹部会議、
新しいセラピーサロンの先生との面談、
毎日、何も無いという日がないのが、この旅館業。
自分自身に置き換えてみても、
折々の、ご縁に生かされ、つながっている事を、確認、確信する。
色々あるから、ワクワクとした毎日がおくれ、
さまざまな出逢いを、大事に出来る。
事あるごとに、まだまだ反省ばかりが多い気はするが、
やはり、前を向いて歩いて生きたい!!
宅配寿司から始まり、今は大手チエーン、
銀の皿、釜寅、カレー、とんかつ、中華等を展開する、
株式会社 レストラン・エクスプレス 江見 朗社長 の座右の銘は、
「 人は幸せだから感謝するのではなく、
感謝するから幸せになれる 」と、あった。
本当に、本当にそうですね。
いよいよ明日から8月!!
社員さんと共に、ひたむきに走ります!
お客様の笑顔に支えられて・・・・。
一日一感謝!!
毎日の中で一番無駄に過ごされたのは
一度も笑わなかった日である。
(フランスの文筆家 シャンフォールの『格言と省察』より)
麦秋によせて・・・・・。
東北では雪が舞い、
毛布一枚では暖を取るのも難しい、そんな困難なトンネルをくぐり抜け3ヶ月・・・。
いつの間にか、熱中症の心配が話題に上る季節となりました。
【人間は助からないと思っても、助かっている。】とは、
幾つもの偉大な記録を残した、
将棋棋士、大山康晴十五世名人のスランプを救い、
以後も心の支えになったといわれた名言です。
同郷のクラレ社長 大原 總一郎氏が、
陶板を河井寛次郎氏に依頼し、贈ったと言われている。
先日も、社長が出張から戻り、
千葉は、全国的に見ても観光業の復興が顕著に遅れていると言って、
帰ってまいりました。
それは、館内にいる私でも、お客様の入り込みで、
十分判っていることですが、
数字、順位で見せられると、それはまた、厳しいものがあります。
そんな時思い出した一遍が、上の言葉です。
どんなに厳しい局面でも、突破口は必ずある!決して諦めない姿勢、
絶望の底でも、たとえ八方塞がりでも、
必死に手を考えれば、どこかに道が見えるはず。
吉夢も、毎日自分の仕事をこなしながら、
客室掃除、布団敷き、御燗場、冷蔵庫補充、スタッフ管理と、
気持ちよく駆けずり回ってくれている社員さんに助けられている。
夏のお客様誘客のDM作り、
今年は、海水浴をなさらなくても、
お子様に喜んで頂こうと、館内のお子様広場の充実、
近隣のプールへの送迎等、
皆で、話し合いを重ね、
お越し頂いたお客様に喜んで頂け、楽しい思い出に残る夏の趣向を、
どんどん考えて行きたいと思っております。
見渡せば、助かっている、すでに頂戴している全ての事に感謝し、
いつも変わらぬメーンバンクの心強い後押しも、決して忘れてはならない事と、
心に留め置く今日この頃です。
「たった一人しかいない自分のたった一度しかない人生を、
本当に生かさなかったら、
人間、生まれてきたかいがないじゃないか。」 ( 山本 有三 『路傍の石』より )
早苗月によせて・・・・・・。
新緑まぶしく、風薫る季節。
日本も復旧から復興への足音が、
わずかづつですが、聞こえ始めて来ました。
ツ黴
旅館業には、直ぐに手ごたえは、未だ見えない状況ですが、
今、私達に出来る節電、無駄をなくす等、
日々の生活でも心掛け、
避難訓練も、回数を増やしてやって行こうと、考えております。
先日も、鴨川消防署の方が見え、
ホテルを、津波等災害時の避難場所に提供を・・・との、
申し入れを快く、お引き受けした次第です。
今、あちらこちらで聞かれるのは、
日本が変わらなければ・・・・・。
そう、皆が変わらなければいけないという事。
それで無ければ、何万の犠牲になられた御魂に、
今も、ご自宅でゆっくりとお休み出来ない、
諸々の問題を抱える被災者の方々に、
申し訳けがたたないと・・・・。
新聞に掲載されたそのような記事が、
目に留まりました。
今、観光業界は、
「旅館から日本を元気に!!」を、合言葉に、
自粛ムード高まる今だからこそ、
温泉に入って、お食事を召し上がり、
ゆっくりと心身のお疲れを癒し、明日の活力にして頂き、
お迎えする私共も、
「明るく、元気に、前向きに!」を、
スローガンに邁進してまいりたいと、
強く願う今日この頃です。
( 荒 了寛師 5月のカレンダーより )
元気鴨川あんしんキャンペーン
只今鴨川市では元気鴨川キャンペーンを行っております。
6月12日には鴨川市役所前広場で東日本復興支援チャリティー
「元気鴨川2011」と題しZERO1のチャリティープロレスを始め
いろいろな催し物が行われます。10:00から15:30の間
入場無料で開催いたしますので是非皆様元気になりにお越し下さい。