吉夢通信一覧 女将
春の訪れ
早いです。一月も半分過ぎようとしています。
週末に雪が降るかもしれないとニュースで言っていますが、外は寒いけどイイお天気です。本当に雪降るのかなぁ?
フロントには春の訪れを感じさせる素敵な生け花が飾られました。
この生け花は料理長が料亭のディスプレイ用に山で採ってきた竹・梅・菜の花をアレンジして活けてくれました。
あったか房総のイメージにピッタリの菜の花。
道路沿いにもたくさんの菜の花たちが、お客様を歓迎するかのように元気に咲いています。
イチゴ狩り・花摘みと楽しいことがたくさん。
一足早い春を見つけに、どうぞ房総へお越し下さいませ。
謹 賀 新 年
新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
今年も元旦から快晴が続き、
毎日素晴らしい夕日をお客様にご覧頂いております。
新年早々お目出度いニュースが飛び込んできました。
寿退社した社員が、1月1日0時1分に、
元気な女の子を出産したとの事。
今年は吉夢にとって、ウサギ年らしく、
上り坂になりそうな予感がしました。
昨年、鯛の浦遊歩道がようやく完成いたしました。
この場所で、若い頃先代が撮った写真です。
(丁度、吉田屋旅館を創業した頃と思います。)
ここは、日蓮宗の宗祖日蓮聖人の生家のあった所です。
誕生された時に、三つの奇跡が起きたと、
言い伝えられて居ります。
1つは、産声を上げた時に、庭先から清水が湧き出し、
2つ目は、浜辺には時ならぬ蓮華の花が咲き、
3つ目は、沖から真鯛の群れが集まり、祝福したと言われている、
現在でいう、パワースポットです。
ここから、吉夢80年の歴史が、
始まった気が致します。
大きな80周年という節目を、
無事迎える事が出来ましたが、
今後、私共を取り巻く環境は、
未だ厳しい状況が続きそうですが、
先代が残して下さった遺産に感謝し、
益々精進して参りたいと存じます。
代表取締役 吉田 幸司
魂に火をつけろ!
立ち止まるな!
振り返るな!
前を見ろ!
春待月によせて・・・・・。
今年も、余日少なくなり、
門松、鏡餅、お飾りの手配も無事完了!!
時間を見て年賀状を、少しづつ・・・・。
毎年、12月は忘年会の時期なので、
ご挨拶も少なくなり、比較的に時間に追われる事がないのですが、
営業さんの努力の賜物。
今年は、連日、団体のお客様で、
私も、館内を走り回って、
3階から2階、1階から3階へとご挨拶廻り、
なんとも有り難い事です。
最近、頓に思い廻らすのは、
人生には何ひとつ無駄が無い、と思える事でしょうか・・・・・。
今まで歩いて来た道のりを振り返って見ても、
その時は偶然と思える事にも、ちゃんと意味があり、
目の前の成すべき事を積み重ねた結果が、
今となって、
あ~!!そう言う事だったんだ!と、得心出来る。
不器用で、大女将のような、卓越した頭脳無し、才覚も無し、
並外れた体力も無し、
無い無いづくしの私は、
やはり、お願い女将ですね!
気の毒だから、お知恵を少し、
可哀相だから、少し助けてやろう・・・・と。
色々な方の、お導きを頂き、
これからもこのスタイルで、
折々の様々な方との出会いを大切に、
お客様は申すまでも無く、
ホテルに関わる全ての皆様に支えられて在る事を、
もう一度再認識して、これからの人生も、歩ませて頂きたいと思います。
禍福は糾える縄の如し・・・・。
自分にとってプラスと見える事も、マイナスと思える事も、
その裏には直ぐには判らない、
得がたい宝物が隠されていると思えるのです。
今年賜りました、数々の御厚情に伏して御礼申し上げ、
来る年も、皆様にとって味わい深い年となりますように、
小湊の海より、お祈り申し上げます。
悟りとは平気で死ぬことではない。
平気で生きていくことだ。 (正岡 子規)
今年もツリーを飾りました。
早いもので今年もあと半月。
そして来週はクリスマスです。
来週のクリスマスの為にツリーを飾りました。
ツリーは朝のバイキング会場に飾ってあります。
飾りは全て金色に統一。シンプルですが、これがイイ感じです。
そして、またまた唐鎌室長がイルミネーションを撮影してきてくれました。
このイルミネーションは市原市民の森です。
イルミネーションが山一面を輝かせてくれているそうです。
唐鎌室長いわく、ぜひ見に行ったほうがイイよ。との事でした。
私達も事務所のみんなでツアー組んで行こうと計画しているところです。
ここのイルミネーションは27日までだそうです。
霜月によせて・・・・・・。
一朝ごとに、秋は深まってまいりました。
誕生寺のお会式も終わり、
今年も、社長と二人、
山梨県身延の、七面山に登詣修行に、行かせて頂きました。
一歩、一歩・・・・。
お題目を唱え、汗を拭きながら・・・・・。
只ひたすらに、前を見ながら、
一丁づつを、一心不乱登るのみ。
山門が見えた時の感激!
「あぁ!今年も許された!!」との、感謝!
奥の院で一泊参篭。
精進料理を頂き、御開帳、読経、
何も無いお山の静寂さは、
私の様に、毎日を慌しく送っている者には、
自分を省みる大切な機会となりました。
翌朝、6時過ぎに見事なご来光と富士山を仰ぎ見、
「いってらっしゃい!!」と、
お顔は柔和、魂にはしっかりと精進の火の点いた、
若い素敵なお上人お二人がお見送り下さり無事下山。
帰路の途中、立ち寄った秘湯の源泉の宿に一泊、
羨ましい程の湯量の豊富な素晴しい旅館でしたが、
慢性の人手不足に悩まされているご様子。
ここ数年、吉夢では夢を持って別の道に進み、
一回りも二回りも成長なさってお戻り下さる社員さん、
お産、子育てが一段落なさった方々の、
カムバック、リターン現象が続いております。
社長も、「有り難いな~!!」と、感慨深げ。
私も、可愛いい子には旅をさせろ、去るものは追わずと・・・、
若者の夢と前途を祈る思いで送り出し・・・・。
またふたたびたくましくなって、笑顔で再会出来た時には、
言い知れぬ深い思いで、いっぱいになります。
今日も、お客様の最前線で、
吉夢の大きな原動力になっている事は、
間違いのない事実になっております。
人を愛して親しまれない時は
己の行の至らなさを反省する
人を治めて治まらない時は
己の智の至らなさを反省する
人に礼して答えられない時は
己の敬の至らなさを反省する
( 孟子の言葉より )