吉夢通信一覧 女将
小湊 鯛の浦祓山遊歩道を歩いて・・・・・。
吉夢フロントから誕生寺、鯛の浦方面へ道なりに出て徒歩5分、
最近、きれいに整備された遊歩道を歩いてみました。
曇ったお天気でしたが、
歩いていると、海と一体化した気分で、
とても気持ちが良い、お勧めスポットです。
進んで行くと、大弁天、手前に小弁天が見えて来て、
そのまま進んで行くと、
休憩所も在り、ちょっと一休みも出来ます。
小弁天には、磯が引いていれば、私も歩いて御参りにまいります。
大弁天辺りには、海面から真水が出ている場所が在ると、
海女さんからお聞きしました。
今でも、小湊ではこの辺りの五色砂を取って、お墓に撒く風習が残っています。
今日は、私の大好きなスポットの1つをご紹介しました。
祝 89歳
会長!!
お誕生日おめでとうございます!!
お健やかに、89回目の初めての朝をお迎え下さいました。
お花が何よりお好きな事を、
ちゃんと分かって下さっている優しいお二人から、
海を渡り、見事な蘭の花が届きました。
いつもながら、ありがとうございます。
母の笑顔が見えますか?
ニューヨークは、もうコート、手袋無しでは風がお冷たいとか・・・・。
紅葉月によせて・・・・・。
コスモスの風情ひとしおゆかしく、
少しづつですが、
秋は深まってまいりました。
先日、福島県いわき市出張の帰り、
せっかくの上野発着なので思い切って下車、
上野不忍池に程近く、
大河ドラマ坂本龍馬で一躍有名になった、
三菱財閥、旧岩崎家本邸へ、一人足を向けた。
英国人建築家、ジョサイヤ・コンドル設計による、
ジャコビアン様式を基調とした洋館の造り、バカラのグラス、
目を見張る壁紙の装飾、バルコニーからの庭園の眺め、
洋館から続く日本家屋と緑の見事な調和と融合、
時代の変革を静かに受け入れた、凛とした佇まい。
遠い昔に思いを馳せながら、砂利の敷き詰めた馬車道を降りて、
お屋敷をあとに、急ぎ帰路についた。
ここ数年、全国のホテル、旅館の半数近くが廃業との、
何とも残念な現実を目の当たりにし、
旅館業は、器、漆器、着物、畳、障子、襖、絵画、
果ては、日本料理の調理師の育成等、
日本文化の集合体を育て、支えるお商売と申しましても、
過言ではございません。
今を生きるものとして、文化の継承、技の伝承は、
欠く事の出来ない仕事の一つと捉えております。
先日テレビを見ていますと、海外で寿司が大変好まれている昨今、
日本人の寿司職人は高くつくので、
寿司ロボットが大活躍している様子が、放映されておりました。
それをとりましても、旅館業の役割は、
大変重いものと思われます。
朝食、夕食食べ放題バイキング!!
格安!激安!が横行している現在、
大事なものは、やはり大切に、
これからも扱ってまいりたいと、願うこの頃です。
背負わされたと思えば 荷物は重くなる
背負わせて頂いたと思えば 感謝になる ( 荒 了寛師 )
感謝!感動!感激!
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、
素晴しい先人の知恵言葉。
一昨日までの暑さはどこえやら・・・・。
なんとも涼しい気候に、
数日前までは背も低く、蕾が目立った彼岸花も、
今日歩いて見れば満開となり、
移り行く自然の中で、海、山に抱かれ日々を暮らし、
自然の息遣いを直に感じれる私共は、
大自然の摂理の前では、生きているのでは無く、
生かされている事を改めて強く感じる毎日です。
『まず臨終を習うて後に他事を習うべし』とは、
日蓮大聖人の御言葉。
臨終の事をわきまえてから、人としての生き方を、
学ぶべきであると説かれていますが、
今、生きている事さえ、頂いた神様からの奇跡!!
一昨日の創業80周年祝賀会は、
今まで私共吉夢が、旅館業を続けて来るにあたって、
大変お世話になっている方々をお招きしましたが、
今回、お呼び出来なかったまだまだ沢山の皆様の、
後ろ盾や、お支えがあった事も、
決して忘れては成らない事と、社長共々捉えております。
そして、こんにちを迎えるにあたり、
女手一人、6人の子供を授かり、育て、
先代の父亡き後、艱難辛苦の中で、この家業を見事にやり通し・・・・。
何もかもが、大女将の存在なくして、
この80周年は語れないものでございます。
そして、それはちゃんと神仏がご照覧あそばされていて、
誕生寺84世 石川日命御貫主様から、
有り難いお祝詞の後、御貫主様自らのお手渡しで、
法華三部経 方便品 直筆の御写経のお軸を賜るという
サプライズがありました。
当初、来月90歳を迎える会長には、
来賓のご挨拶の間だけでも・・・と、
内心祈る思いで臨みましたが、そんな心配を母は、
見事に払拭して下さり、皆様に囲まれ元気に笑顔で、
最後までお座り下さいました。
さぁ、また有り難い奇跡の一日を頂き、
賜った吉夢の名に恥じぬ様、
お客様によい夢を見て頂ける宿を目指して、
至らぬ私をいつも助けて下さり、
吉夢に縁あっての心強い社員さん方と、
頂いた今日を、
共に生きてまいりたいと念じるこの頃です。
猛暑によせて・・・・・・。
しろがねも(白銀)くがねも(黄金)玉も、
何せんに、まされる宝、子にしかめやも・・・・・
奈良時代の歌人 山上 憶良
親になるのは やさしい
親であることは 難しい
突然すみません・・・・・・。
改めまして、
暑中お見舞い申し上げます。
連日、新聞、テレビでは、目を覆いたくなるような、
両親による、児童虐待の話題が報じられ、
かたや、理不尽な拉致により、
突然、取り上げられてしまったお嬢様の、
生存を信じ、それを心のよりどころとして、
待ち続ける老いた父、母がいる。
夏の吉夢では、
お子様は勿論の事、親御さんにも喜んで頂ける様に、
昨年よりまた充実した内容で、
連日、映画会、お子様広場、絵日記、
幼児のお子様には、
積み木、絵本、ソフトキャッチボール等々常備した、
キッズルームをご用意して、
楽しんで頂いております。
「今日は、ご飯の心配もいらない」と、
お話下さるお母様のお顔はニコニコ、
そんな優しいお母様の顔を覗き込んで、
お子様もニコニコ、
それを終始見ているお父様もニコニコ。
それを見ている私まで、ニコニコ。
ご滞在の間だけは、日常を離れ、
ゆっくりとお寛ぎ頂けるよう、
社員一同、汗を拭きながら、
涼しい笑顔で皆様をお迎えしたいと、
日々、確認しあう毎日です。