南房総・鴨川市小湊温泉の旅館 満ちてくる心の宿 吉夢卯月によせて・・・。

吉夢通信満ちてくる心の宿 吉夢の日常を
スタッフがお届け

イメージ:吉夢通信

2022.04.16女将通信

卯月によせて・・・。

庭の八重桜が満開を向かえ、
マスクを外して外へ出てみますと、爽やかな風が体を通り抜けて行き、
山々にも青葉若葉が戻り、思わず外へ出掛けて行きたい季節となりました。
入社式も無事に済みまして、吉夢にも新風が吹き、
皆、それぞれの部所で頑張って働いて下さっております。
 

不定期でお届けしている吉夢通信ですが、2008年から始まり、
数えてみましたら、早14年、スタッフの力を借りながら、お陰様でここまで発信してこれました。
日々の館内での出来事、新商品のお知らせ、スタッフが出掛けた近隣の様子等々、
事前の情報をお伝えして、旅のプランをお考え頂いたりと、
「房総へ行こう!」と決まった時点で、旅はもう始まっていると捉えまして、
継続してやって来る事が出来ました。
それは、今は吉夢通信発信お姉さん?スタッフの、努力の賜物と、
この場をお借りして、お礼を申し上げ、これからも宜しくね!!と、
お伝えしたいと存じます。
「継続は力なり」の言葉の通り、これからも、
あんな事、こんな事もドンドン発信してまいりますので、
ご愛読の程、謹んでお願い申し上げます。
 

来週には、3回目となります「おもてなしセミナー」なる講習会を、
講師の先生をお呼びし、3日間仕事の合間をぬって、やらせて頂きます。
今、私共を支えておりますのは、
総料理長を中心としてお出ししております、匠のお料理、
アンケートで沢山のお褒めの言葉を頂く、サービス課のスタッフの日々のおもてなし、
それを助けるかのような、絶景のお風呂と、
全てがあいまって、お越し下さるお客様に、至福の癒しの時を、ご提供出来る物と、
これからも、日々全ての事に研鑽を深めてまいりたいと、願っております。
そして少しづつですが、バスでお越しのお客さまも、戻ってまいりまして、
大きなバスが、玄関前に横付けされた時には、ひとり感無量の思いでございました。

連休からお目見え致します、
今までご要望の多かった館内着、長く浴衣をお召し頂いておりましたが、
作務衣の様な上下分かれた物に、変えさせて頂く事になりました。
それも、日蓮聖人誕生のゆかりの土地柄をふまえまして、
お生まれになった折の奇跡、三奇瑞を館内着の中にあらわし、
お客様に、日蓮聖人のお徳を肌で感じ、身に纏って頂けたらと、作成致しました。
もし気に入って頂けましたら、
西川&吉夢とのコラボ商品として好評の枕同様、
売店での販売も考えておりますので、お声がけ頂けましたら有難いと存じます。
すっかり、○○通販の販売員となってしまいまして、失礼をお許しください。
 

3階のお茶室のお釜も、寒い季節にはお客様を炭に近づける炉、
暖かい季節にはお客様から炭を遠ざける風炉へと、
月末には、釜替えを予定しております。

 

すっかり、葉桜となり、季節は淀みなく流れてまいります。
世界で起こっております戦争が、一日も早くに終わりをむかえ、
神仏の光に皆が包まれます様、伏して祈り、
今日も、大自然の恵みに、生かされ許され大きな感謝!

私共の社長、結婚当初より、長野、神奈川、静岡、東北と、
各週で、営業セールスに出まして、地域のバス会社さんや観光会社さんへ、
お客様獲得に、走り回り、忙しい土曜日に帰り、そのまま館内を見るという生活を、
長い間やってまいりました。
若いうちの苦労は買ってでもしろ!と、
寝る間も惜しんで、2人で良く働きました。
そのご褒美でしょう、今は趣味のゴルフ、競馬を友として、
「死ぬ前に食べたいものは、鰻!!」と、今から言われており、
先日も、出張の折、ひつまぶしを写メで送ってまいりました。
来月、一つ年が増えますが、いま少し、
息子夫婦を、2人で支えて行きたいものと、思っております。
 

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