南房総・鴨川市小湊温泉の旅館 満ちてくる心の宿 吉夢睦月によせて・・・。

吉夢通信満ちてくる心の宿 吉夢の日常を
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イメージ:吉夢通信

2023.01.28女将通信

睦月によせて・・・。

一月も、日々忙しくさせて頂き、矢のように過ぎてまいりました。
 

昨年12月半ばにオープンとなりました、空フロア、吉亭和風モダンルームも、
お陰様で、お正月はフル稼働となりまして、
何事も無く、お客様を迎え、お送り出来まして、今は安堵といったところでございます。

お正月の忙しさもひと段落し、1ヶ月に1度の社内の、定例の会議&幹部会議も終わりまして、
先日、J○B旅ホ連関東支部女性経営者セミナーへ、一泊二日で東京・横浜と出掛けてまいりました。
千葉からは千倉の女将さんと2人で出席し、
二日目は、表参道のイタリアン8店舗経営代表の、
一時間半に渡る、熱い講演を聞かせて頂き、同じサービス業として、
気になった所は、メモに書き留めながら、
充実した時間を頂きました。

新潟、群馬、栃木、山梨、東京、千葉の女将さん方から会食の折、聞こえてくる話は、
人手不足問題、事業承継、またアレルギーでは無いが、苦手な食材による問題、
お客様のお飲み物持ち込み、一方通行のクチコミ、ご連絡無しのキャンセル等、
宿の規模は大小様々ですが、皆さん悩みは同じもので、
それぞれ日々解決の糸口を、懸命にお探しの様子が伺えまして、
それを共有出来ましたことは、今回の大きな収穫だったと、
私自身も、救われた思いで帰路に着きました。
 

来週は、日頃お世話になり、お助け下さっている出入りの業者さん方との3年ぶりの新年会。
コロナ禍で中断しておりましたが、今回やっと開催のはこびとなり、
お礼の一言を、直接申し上げる機会を頂けまして、
有難い事と感謝している次第でございます。
また、翌日は社員さん達とワクワク新年会、
親睦会会長と息子が、またまた景品等考えている様で、
和やかなひとときになります様、今から楽しみにしております。
 

2023年のスタート月におきまして、
今年も、1日々を大事に、また大切に、過ごしてまいりたいと願い、
お越し下さいましたお客様と、喜びを分かち合えますよう、
スタッフと共に、励んで参りますので、
変わらぬご贔屓を賜りますよう、ひとえにお願い申し上げます。

 

未だ収まらぬコロナ感染拡大、大雪の被害も聞こえてまいり、心配はつきませんが、
房総は、寒桜、白梅の開花と、うれしい春の声も、聞こえてまいりました。
今年も変わらぬ大自然の恵みに、小さき我は、生かされ許され大きな感謝!!

以前より何かの機会があれば、訪れてみたいと願っておりました、
国宝 迎賓館 赤坂離宮へ、今回のセミナーで連れて行って頂きました。
紀州徳川家の江戸中屋敷の敷地だった所を、皇室に献上、時を経て、東宮御所として誕生、
日本で唯一の、ネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築である本館の建築の総指揮を執ったのは、
ジョサイア・コンドルの一番弟子、片山東熊。
西欧の建築様式に、日本の武具モチーフや七宝焼きによる装飾等を取り込み、
明治32年より、10年の歳月をかけて42年に完成し、
あの東京を襲った関東大震災でも、ビクともせず、
昭和43年(1968)に始まった昭和の大改修工事は、村野藤吾監修により、
その後、国賓を迎える迎賓館として、再生されたという事でした。

どのお部屋も、私が申すのは僭越ですが、それは々卓越した職人の技術の粋の結晶で、
きっと大口を開けて、天井の壁画等眺めていたでしょうが、
マスク効果で、それを人前にさらさずに済んだ事だけは、
コロナ禍の恩恵?と申して良いのかと、
お上りのお婆さんは、胸を撫で下ろしたのでした。
今回、何処へ行っても、次回は社員さんをここに連れて来て上げたいと言う、
社長と同じ事を考えている、自分に気がつきました。
今年も、あんな事、こんな事、1か月に1回のぺースで、
折々の様子を書き留めて参りますので、どうぞ、お付き合い下さいましたら有り難いです。

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