吉夢通信一覧
誕生寺 桜観察日記2016 その3
弥生月によせて・・・。
暖かな今日半日で、我が家の桃の木、梅の木が、
遅まきながら、ピンクの花をいっぱいにつけました。
待ってました!と、チューリップや沢山の花が楽しませてくれて、
いよいよ春ですね♪
お彼岸を挟んでの連休も無事乗り越え、
今週末より、春休みシーズン到来!!
皆でスクラム組んで、張り切ってまいります。
社長が常々、アンケートの無いサービス業は伸びない・・また、
耳に痛いお言葉から目をそむけてはいけないと申しております。
そうですね!
私も日頃、お客様の満足度が旅館業の要と、
それには、お客様に直接お聞きすることが一番、
吉夢でもお手数ですが、アンケート記入をお願いしております。
毎日、フロントから社長へ、私にそして各幹部さんへと廻り、
問題点は、各セクションにコピーして廻し、改善して頂きます。
私は、気になりましたお客様には、お礼状を書かせて頂き、
直ぐに答えの出せないものは、書き留めておいて、
お褒めの言葉は直接、客室係やそれぞれの方にお伝えしております。
お姉さん達時々置いてあるアンケート、先に読んでまして・・、
気になるのですね!!
私はそんな姿を見て、つい笑ってしまいます、微笑ましく可愛いのです。
皆さん、一所懸命その時々、接客にあたっておりますので、
気になって、ドキドキなのです。
ひたむきに、お客様をお接待している証拠ですね。
それでも、毎日色々な事がございますので、
改善点も沢山あり、いつも申し上げるように、ひとつづつですが、
少しでも良い方向へ進めてまいり、
お客様のお心に添った接待に、
あたらせて頂きたいといつも考えております。
どうぞ、ご来館のお客様、フロント脇にあるアンケートの箱に、
これからもご記入ご投函、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
先達てお泊り頂きましたお客様、私アンケートで知りまして、
前々から行ってみたいと思ってらした「房総半島横断旅」の宿泊に、
当館をお選び下さり、
鴨川よりアクセスで「いすみ鉄道」大原駅に近く、
御年84歳、まだ若かりし頃、誕生寺門前という事で、
56年前一人旅で泊まったことのある、
吉田屋旅館ではないか?と・・・、
部屋に入り、係に聞いたら、やはり昔泊まった宿であったと、
係がお教えした名残りのコンクリートの柱が、
ロビー前の海中に有り、感激して下さり、
昔泊まった当時のアルバムから、有り難い事に、
わざわざコピーして、手紙と共に送って下さいまして、
社長昔を思い出して懐かしがり、喜んでおりました。
そんな、何とも不思議なご縁を頂けますのも、
旅館業をうまずたゆまず先代より連綿と続けさせて頂いた賜物、
春のお彼岸を終えまして、社長と誕生寺へ、
遅まきながらのお参りに行き、
ご先祖さまに、お礼申し上げてまいりました。
誕生寺の裏山には、ニッキ(シナモン)の木がございまして、
ちょうど露店が出ておりました。
年のせいですね、今月に入りまして、
坐骨神経痛とやらで、毎日「アチチチッ・・」と、過ごして来まして、
有り難いことに、親戚の三水ホテル社長さまからお聞きし、
鯛の浦の理事長さまからご紹介頂いた、
東京は品川の病院へ行ってまいりまして、
今月は、周りの社員さん方にも、随分ご心配ご迷惑をかけました。
来週またMRIの検査等ございますが、
昨年は、本当にバタバタと過ごして来ましたので、
一度立ち止まって、周囲を見回し、
また自分を内観する良い時を頂き、省みる機会にしたいと、
大きなジャンプの前には、まず腰を曲げて力を貯めなくてはなりません。
春がやって来ました!!大きく背伸びも・・今ちょっと辛いですが、
春の薫りに心許され・・今日も生かされ、深い感謝!!
では、「プラス方向」の考え方とは、どんなものでしょう。
むずかしく考える必要はありません。
それは常識的に判断されうる「よい心」のことだと思っていただければよいでしょう。
つねに前向きで建設的であること。
感謝の心を持ち、みんなといっしょに歩もうという協調性を有していること。
明るく肯定的であること。
善意に満ち、思いやりがあり、優しい心をもっていること。
足るを知り、利己的でなく、強欲ではないことなどです。
このようによい心がけを忘れず、もてる能力を発揮し、
つねに情熱を傾けていく。
それが人生に大きな果実をもたらす秘訣であり、
人生を成功に導く王道なのです。
なぜなら、それは宇宙の法則に沿った生き方であるからです。
(稲盛和夫 生き方より)
(天台宗 荒 了寛師)
(やちよ絵手紙も森美術館 3月カレンダーより)
2008年12月よりスタート致しました、
吉夢通信、お陰様で8年目を迎えました。
いつも中心となって発信して下さっているS・H女史、
「継続は力なり」ですね・・・いつも有難うございます。