吉夢通信一覧
夜長月によせて・・・。
燃えるような熱い夏を過ぎ、いつの間にか、
すっかり秋空になってまいりました。
8月からのGOTOトラベルキャンペーンで、
週末や先日のシルバーウィークは、大変忙しくさせて頂き、
あれよ々という間に、9月も押し詰まってまいりました。
昨年の9月は、ご承知のとおり、房総半島を襲った大型台風により、
施設の破損、断水、停電を経験いたしまして、
秋の訪れを楽しむには程遠い、経験を致しました。
台湾からの研修生4名も、初めての夏の厳しい暑さ、忙しさを経て、
最近、一段と逞しくなったように思えます。
10月からは、ピカピカ着物デビュー!!
只今、和装小物や草履を購入し、
これから着付けもしっかり、学んで、
仕事の下地は、出来ておりますので、
沢山の経験を増やす事により、細やかな立ち居振る舞いや、
気配りも身について来ると、信じております。
教えるお姉さん方も、共に学び、より良い連鎖や絆が出来る事が、
今の、私の願いでもあります。
9月に誕生日を迎え、外でお婆さん等と声をかけられても、
きっと「あら、誰かしら、まさか私の事?」なんて、キョロキョロ周りを見渡すだけで、
ちっとも、理解出来ないと思われます。
70歳にも数年で手が届く年齢となり、
これからは、少しゆっくり周りを眺めながら、
歩いていけたらと。
そして、今までの人生で、
折々に出会えた方々との、ご縁を大切に、
頂いたご恩は、少しでもお返しして行きたいと。
『 ご恩は感じるものでは無く、返していくもの 』と、
実業家の渋沢栄一翁の書生をやられ、
旧古牧グランドホテル(現在の星野リゾート青森屋)の創業者、故杉本行雄社長様に教えられたと、
昔、青森出張から会長と帰り、社長から聞かされた、
この言葉が、それからの私の座右の銘、心の指針となりました。
恩を感じるとは、良く聞かれる言葉ですが、
この年になり、頂戴したご恩は、ご本人には当然ながら、
他の方にでも、返して行くものだと常に肝に銘じて、
日々を過ごして行きたいものと、心がけております。
秋の空は、どこまでも青く、高く、
今日も生かされ、許され、大きな感謝!!
何を食べても、何を呑んでも、
出てくる言葉は、一言「美味しーい」。
社長は、箸を置くと、前にあるステップ台に乗り、
トンタン!トンタン!と、小気味よくステップの上り下りが始まります。
ソファに横になったと気を抜いていると、突然、腹筋体操が始まる。
庭に出たと思っていると、素振りが始まる。
社長はスポーツの秋、私は豊穣の秋。
最近、我が家でも、生活のソーシャル・ディスタンスが、はっきりしてまいりました。
来月は、出来なかった健康診断の予備日・・いざ、数値はいかに。